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	| 仏教のお経の多くには、お釈迦様が教えを説いたときにその場に居合わせた多くの弟子たちの名前が出てくるのですが、その中でも最も有名なのが、「釈尊の十大弟子」と総称されている人たちなのです。 
 
舎利弗(しゃりほつ)舎利弗、須菩提、阿難陀(阿難)の3人は、お経の中で仏が教えを説く相手として、名前がしばしば出てきます。なお羅目
  連(もつけんれん) 摩訶迦葉(まかかしょう)
 阿那律(あなりつ)
 須菩提(しゅぼだい)
 富楼那(ふるな)
 迦旃延(かせんねん)
 優波離(うばり)
 羅
  羅(らごら) 阿難陀(あなんだ)
 
  羅は、前述の如く、お釈迦さま自身の一人息子です。 お釈迦さまの教団における最初の尼僧は、叔母でもあり継母でもあったマハープラジャパティー(摩訶波闇波提)でした。
 数多くの弟子たちの中で、お釈迦さまの最初の弟子となった者たちは、まだ悟りを開く前の修行時代に苦行をともにしていた、五比丘(びく) と呼ばれる5人の出家者でした。
 在家信者としては、マガダ国の王であったビンビサーラ(頻婆娑羅)や、祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)を、お釈迦さまの教団に寄付したスダッタ(須達)長者などが有名ですが、その他経典の中に数多く出てくる国王、王妃、王子、長者たちのうち、果たして誰までが歴史上の人物だったのかには疑問がないわけではありません。
 いよいよお釈迦さまが亡くなられる直前に、最後の供養をした信者として、鍛冶屋のチュンダの名前が知られています。
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