葬儀について

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「御霊前」と「御仏前」の違い

「御霊前」と「御仏前」の違い

不祝儀袋には「御霊前」「御仏前」と書いたものがあります。
葬儀のときのお香典を入れるものには「御霊前」袋を。
葬儀後の七・七日忌や、百ヶ日忌、年回法要等の香典には「御仏前」袋を用います。

この「霊」と「仏」の区別もさほど厳重にしなくても良いが、しいていえば、亡くなった方に対して、お寺の和尚さんから、戒名(または安名)をいただき、尊い引導をわたしてもらって成仏するまでは、まだ死者の霊は迷っており、安心して極楽往生するわけにはまいらないので、葬儀が終わらないうちは「御霊前」への供養の志として、何がしかの金子をもってお供えするのがよいでしょう。

それから葬儀も終わって、亡霊も成仏し、火葬、あるいは土葬された後の、初七日忌から七・七日忌の法要とか、百ヶ日忌や一周忌等の法事に際しての供養の志には「御仏前」と記した袋を用いるとよいでしょう。