寺院について

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本尊とは何か
本尊とは何か

寺院の境内の中心を占める仏堂(本堂)には、その寺院の属する宗派の定めや特別由緒のある仏像を中央に安置して礼拝するところから本尊仏と名づけています。それは究極の真理のはたらきである仏の属性を宗派や寺院によっていろいろ解釈し、その1番理想とする仏を本尊仏としているわけです。

<天台宗>釈迦牟尼仏が一般的であるが、阿弥陀如来や観音菩薩などを祀ることもある。

<真言宗>大日如来の坐像を祀る。

<浄土宗>阿弥陀仏如来の立像か坐像のいすれかを祀る。

<浄土真宗>阿弥陀如来の立像を祀る。

<臨済宗・曹洞宗>釈迦如来の坐像を祀る。

<日蓮宗>三宝尊か十界曼荼羅の前に日蓮聖人の坐像を祀る。